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南相馬から農業を変える

「トップを取ることで影響力を持つことができる。」
私は農業参入以来、この信念に基づき挑戦を続けています。
日本の農業の大きな課題は、ほとんどの農業者が市場を見ず、毎年同じものを作り、
自分で販売する努力をしないなど、新しいことに挑戦する農業者がほとんどいなことにあります。
私は、そうした農業の現状を生産現場から変えていくことを目指して2010年に農業参入しました。
仲卸業の経営で培った市場感覚から福島における長ネギの可能性に気付き、
2016年から福島県南相馬市と関わりをはじめ、2019年から南相馬市に移住、本格的に長ネギの産地づくりを始めました。
途中、新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受けたものの、わずか５年で市場において
最高ランクの評価を受ける長ネギ産地をつくりあげました。
この実績から、ようやく行政や農業者団体、地域における応援者も増えており、
次なる飛躍に向けて経営面積・外国人技能実習生などの雇用者の拡大、新しい品目の導入の計画が加速しています。
私は、日本農業を牽引するトップランナーとして、これからも挑戦を続け、
明日の日本農業を担う真の農業者を輩出していくために
アグリカルチャースクールの開校もしていく予定です。